SIシミュレーションナレッジ
コラム11 ②
高速デジタル回路を安定動作させるための”トポロジー設計”
【トポロジー設計編】
2010.05.28
こちらも実測結果と同じ様に、分岐ポイントの位置よって波形の段の付き方が変わることが確認できます。
立ち上がり波形にあらわれた段は、配線の分岐ポイント前後のインピーダンス不整合によって発生しています。
このようにSIシミュレーターを用いると、配線トポロジーが波形にどのように影響するか予測できますので、どの位置で配線を分岐させるべきか、設計プランを立てる際に役立ちます。
また、トポロジーと波形の傾向が予測できていれば、トポロジーを考慮した配線設計が実践できますよね。
Zuken Global Supportでは、アシスト・サポート契約をご締結のお客様向けにSIシミュレータをお持ちでない場合でも、トポロジーと波形の関係について理解を深め、設計にトポロジーを取り入れられる無償支援サービスを行っております。ぜひ、お客様の設計にご活用ください。
https://support.zuken.co.jp/global/ にアクセスし、「製品情報リンク」-「Lightning」を参照ください。